広島の大久野島は野生のウサギがいっぱいいるうさぎ島として有名な島です。
大久野島へは広島の忠海港から船で15分で行けます。
大久野島のウサギは1970年代に小学校で飼育されていたウサギが野生化して増殖したといわれています。
ウサギは1か所に固まってるのではなく、島中にいて子ウサギもいました。
野生のウサギが住む島で思い浮かぶのがクロアチアのドブロブニクにあるロクルム島ですが、ロクルム島のウサギは巨大で大久野島のウサギは小さめでよりかわいかったです。
また、大久野島は旧日本陸軍の毒ガス兵器工場でもあり、今でも跡が残っています。
大久野島を巡ってきたので紹介します。
休暇村前
休暇村は島唯一の宿泊施設でレストランやカフェもあります。
船が到着する第二桟橋からは無料シャトルバスがでてて、この区間にはあまりウサギもいないのでバスに乗るのがお勧めです。
休暇村の前には海が広がっています。
ホテルの前には大きな芝生広場があり、うさぎがいっぱい!
日差しを避けているせいか、植物の下に隠れているウサギが多かったです。
三軒家毒ガス貯蔵庫跡
休暇村横にある三軒家毒ガス貯蔵庫跡には猛毒で皮膚がただれるびらん性毒ガスイペリットが貯蔵され、1929~1944年まで使われていました。
日本庭園跡
日本庭園跡は広い空間でさくらも咲いています。
ここにもウサギがいっぱいいて、
桜を食べてたり、
寝そべっているウサギもいます。
木の中に隠れている黒ウサギがかわいすぎでした。
大久野島山頂展望台
日本庭園跡から続く階段は大久野島山頂展望台につながっています。
登って数左手には野ざらしタンク。
他にも途中にタンクがありました。
展望台へ向かう道はつづじがきれい♪
途中、休暇村も見えます。
瀬戸内の島々を見れて絶景です。
展望台までは山登りで船や休暇村は結構人が多かったですが、展望台に行く途中ですれ違ったのは数人でした。
ちなみにこの道うさぎは全くいません。
20分ほどで大久野島山頂展望台に到着!
展望台には瀬戸内に浮かぶ島々のマップもあります。
瀬戸内の島々や瀬戸内海が見渡せて20分登ってきたかいがありました。
帰りは北側の道を通って戻ります。
展望台周辺で見た唯一のウサギ。
広場にポツンといる様子がかわいすぎでした。
中部砲台跡
中部砲台跡は1900年頃に旧陸軍に作られたものです。
レンガが積み重なった道を進んでいくと、
赤レンガの倉庫のような場所へ。
横の階段は登ることができ、
絶景が広がっていました。
この辺りは少ないですが、ぱらぱらとウサギがいました。
帰り道は狭い道なので動きやすい服装・靴がおすすめです。
最後は長く続く階段を降りるのですが、
島の北部と瀬戸内海が見渡せてきれいでした。
北部海岸
大久野島の北部にはビーチもあり、透き通った海と白い砂浜がきれいです。
ビーチの前にもウサギがいて、
もらった野菜を食べてました。
北部砲台
大久野島の北部にある北部砲台。
北部砲台の前にもうさぎがいて、
餌持ってなかったけどずっとついてきました。
北部砲台にはトンネルがあり、
さらに奥へと続いています。
北部砲台から発電所までの道
大久野島東部の北部砲台から発電所までの道は休暇村と並んでウサギが多いスポットです。
子ウサギもいて、
排水溝に入ったり、
眠そうだったり、
木の陰に隠れたり、
かわいすぎでした。
この道は海は見れず、木々に囲まれていて、
時々つつじがあったり、
砲台があります。
観光客があげるエサが多すぎてネズミやイノシシが増えてしまっているらしく、この辺りにはネズミも多かったです。
いろんな種類のウサギが見れてこの通りが1番楽しかったです。
発電場跡
毒ガスを製造する際に電力を供給していた発電所跡は1929~1945年に使われていました。
発電所跡の前にはトンネルがあり、
トンネルを抜けると海が広がっています。
発電所跡の前のビーチからは広島本島が見えて海もきれい!
所要時間
大久野島の周り方は歩きと自転車があり、展望台は自転車だといけないし、ウサギがあちこちにいて自転車こぐの怖いので歩きがお勧めです。
私が行ったときは自転車の人はほとんど見ませんでした。
ウサギや島の写真を撮りながら歩き、展望台に行くルートで島を1周すると2時間かかりました。
ウサギが多いのは休暇村前と島の東側の北部砲台から発電所までの道なのでウサギだけが目的の場合は展望台に行かず、2つの場所だけ行くのも良いかもしれません。
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