フランスのアヴィニョンにあるアヴィニョン教皇庁を紹介します。
アヴィニョン教皇庁は1335年から1352年にかけて建てられたヨーロッパ最大のゴシック宮殿です。
14世紀にローマ教皇がアヴィニョンを教皇庁の本拠地として選んだ後、建設されました。
この宮殿は、フランス革命以前におけるカトリック教会の権力と富の象徴であり、その壮大な建築物は当時の教皇の威信を物語っています。
宮殿内部には大広間や宮廷、礼拝堂、庭園などがあります。
枢機卿会議の間は教皇と枢機卿たちが、教会の主要な宗教的、政治的、司法的な問題について話し合う場です。
教皇庁庁舎にはきれいな絵が並んでいます。
教皇侍従の部屋は、教皇庁で最も高い位の聖職者の居住区で教皇の塔の壁の中の階段を通って、教皇の部屋に直接行くことができました。
要塞を探検しているみたいです。
庭園にも行くことができます。
庭園には階段を下っていきます。
水は入っていませんが、小さな噴水もあります。
庭園からは宮殿が見えたり、椅子があって休憩もできます。
緑も生い茂っていました。
庭園から階段を登ったところからの眺めがきれいでした。
廊下を通り、次へと進みます。
廊下からは中庭が見えます。
50メートルの長さのある身廊は宮殿の晩餐用ホールです。
教皇とゲストたちが、枢機卿の任命や新教皇の戴冠など主要な宗教儀式もこのホールで行われました。
絵も飾られています。
窓の模様もかわいく、差し込む光がきれいでした。
ホールの隣にはキッチンがあり、ここからホールに作った食事を運べます。
ここはフェイシングルームというタペストリーが飾られていた部屋で様々な儀式が行われました。
エヴァ・ジョスパンのフォレストガレリアです。
敷地内は本当に広くてどこを歩いているのか分からなくなります。
北の聖具室にはたくさんの彫刻が飾られています。
礼拝堂は4年間の工事を経て、1351年に完成し、教皇はなくなる前に諸聖人の祝日を祝うことができました。
教皇臨席の元、厳粛なミサが行われ、戴冠式や葬儀が行われました。
礼拝堂にはローレ・ヴァスコーニの作品が飾られています。
この作品は全て段ボールで作られています。
段ボールだけでこんな大きな細かい作品を作れるなんてすごいです。
ドアの彫刻が細かくて立派です。
出口のホールがきれいでした。
クリスマスツリーも飾られています。
お土産屋さんもあります。
チケットは庭園なしと庭園あり、サン・ベネゼ橋とセットの3種類あり、私は庭園ありの橋との共通券を購入しました。
見学はタブレットをもらい、GPSでどこにいるかわかり、タブレットで部屋のマークを読み取るとその部屋の説明が見れました。
日本語もあります。
夜はライトアップされますが、窓が赤くて少し怪しかったです。
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