チュニジアの首都チュニスから南165kmの所にあるケロアンのグランド・モスクを紹介します。
ケロアンは7世紀からチュニジアの首都だった場所で1057年のベドウィンの侵入で衰退し、その後、首都はチュニスに移されました。
北アフリカにおけるイスラム発祥の地でもあり、今でもたくさんのイスラム建築が残っています。
ケロアンの中で1番有名なのが、グランド・モスクです。
670年に建立されたアフリカ最古のグランド・モスクです。
中には大理石が一面に敷き詰められています。
回廊にはローマ・ビザンチンの遺跡から流用された列柱が並んでいて、ローマの遺跡のような雰囲気です。
同じイスラム建築でもチュニジアは地理の関係でローマやギリシャの影響を受けていて他のイスラム建築とは違っておもしろいです。
モスクの中はムスリムしか入れませんが、外から中を見ることができます。
中にも同様の柱が並んでいて、シャンデリアがおしゃれです。
男性と女性の入り口は分かれていました。
周りの建物が白と青でシディ・ブ・サイドみたいでした。
グランド・モスクの前にはお墓があり、チュニジアは土葬だそうです。
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