チュニジアのチュニスにあるバルドー博物館を紹介します。
バルドー博物館はチュニスの中心部から車で10分の所にあります。
公共交通機関でも行けますが、時間の節約にBolt(行き10.1TND(470円)、帰り6.5TND(300円))を使いました。
建物はオスマン帝国時代にチュニジアを統治していた地方長官の宮殿です。
そのため、展示品だけでなく、各部屋の建築も楽しめます。
各部屋ごとにテーマがあり、地域や時代ごとに展示が分かれています。
こちらはケロアンの間です。
ケロアンはチュニスから南に165kmのところにあり、グランドモスクやシディ・サハブ霊廟などが有名です。
ケルアンは青、緑、黄色のモザイクが有名で、青は海や空、緑は植物、黄色は砂漠を表しているそうです。
床にもモザイクが施されています。
石の彫刻です。
バルドー博物館にはカルタゴ、エル・ジュム、スース、ドゥッガなどチュニジア各地のローマ遺跡から収集されたモザイクがたくさんあります。
モザイクは大理石やその他の自然石、ガラス、陶器の小片を組み合わせて模様や形象を描いたものです。
かなり大きなモザイクもあります。
こちらは古代のビゼルト湖の遊泳者、漁師などの日常生活を表したモザイクです。
カルタゴの貴族の女性が豪華な装飾品を身に着けているモザイク画。
ケリビアの初期キリスト教の洗礼水盤は秘宝の1つです。
石棺もあります。
ちなみにチュニジアは土葬です。
次は、石棺の部屋です
石棺の部屋には2世紀から4世紀のローマ帝国時代のアフリカの様々な場所で出土した石棺と葬送の石碑が展示されています。
この地下室は14世紀から15世紀のハフス朝時代に建てられた宮殿の貯水池です。
次は、母なる教会の間です。
モザイクの模様がきれいです。
次は、コンスタンチヌスの間です。
ここは壁もタイルでいくつものモザイクが飾られています。
ここにも洗礼水盤があります。
階段下にもモザイクが飾られています。
ここから2階へと上がります。
上を見上げると、空が見えます。
2階の中心には宮殿の間があります。
床のモザイクには人や動物が描かれています。
横に部屋にも大きなモザイクです。
天井の絵が豪華です。
こちらにもローマ時代のモザイクが飾られています。
ここの天井も豪華です。
建物の裏側は青と白でギリシャみたい。
宮殿の間から奥の部屋を除くことができ、
下には動物のモザイク。
天井の彫刻が圧巻です。
窓枠には星や月が彫られています。
星座のモザイクです。
周りはケロアン色のモザイクで囲まれています。
こちらはローマの詩人である「ヴェルギリウスの肖像」です。
この後は、大きなモザイクが続きます。
モザイクは色合いもきれいで絵が繊細でどこ見ても楽しかったです。
入り口は近代的です。
ギリシャの物の展示もあります。
チュニジアの特徴的なドアがここでも見れました。
ここにもケロアン色のモザイク。
モザイクも建物自体も楽しめる博物館でした。
外にはカフェもあります。
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