新潟県の越後妻有地域で開催されている大地の芸術祭を紹介します。
大地の芸術祭は、新潟県南部の川西、松代、十日町、松之山、津南、中里の6つのエリアで開催されています。
至る所でアートが展示されていて、車でめぐります。
アートの数はかなり多く、2日間では全然まわりきれず、全部見るには1週間ぐらい必要そうです。
大地の芸術祭については動画でも紹介しています。
清津峡
清津峡渓谷トンネルは全長750mでトンネル内にはいろんなアートがあり、また、清津川や柱状の岩が重なった絶景が見えます。
中里かかしの庭(クリス・マシューズ)
田んぼに突如現れるかかし。
伝統的な鹿子模様を連想させるカラフルなかかし18 体が点在しています。
たくさんの失われた窓のために(内海昭子)
公園にある「たくさんの失われた窓のために」というアート作品。
窓から見える風景を通して外に広がる妻有の風景をもう一度発見するための窓です。
その窓から見える景色は絶景でした。
作品があるのは桔梗原うるおい公園です。
まつだい雪国農耕文化村センター「農舞台」
まつだい「農舞台」では屋内・屋外のアートを見ることができ、草間彌生のアートもあります。
松代城跡
松代城跡はお城のすべての階でアートが見れます。
越後水沢駅・土市駅
新潟県十日町市の飯山線の越後水沢駅と土市駅には台湾のアーティスト「ジミー・リャオ」の作品があります。
JR 飯山線を舞台とした絵本『幸せのきっぷ Kiss & Goodbye』を元にしたアートです。
マッドメン
マッドメンは集落の住民ひとりひとりをかたどった人型により、床・壁・天井が構成されているオブジェ。
中は休憩できるスペースになってます。
モミガラ・パーク(小川次郎)
モミガラ・パークは当地産のコメのモミガラをポリエステル樹脂に混入したブロックで作られたアートです。
中はトンネルみたいになっていて、
ブロックの中にはモミガラが見えました。
上新田公民館
十日町の上新田公民館にもアート作品。
木造の建物で入り口から公民館らしさが残っています。
1階は天の光、知の光Ⅱ(カン・アイラン)、妻有田中文男文庫。
黒い本棚には歴史ある本が並んでいます。
本棚には光のアートも施されています。
光はいろんな色に変わり、
視覚も楽しめるライブラリーです。
2階の黄色い空間は「農具の時間」という作品。
この作品は実際人が農具をもって使う角度で固定したそうです。
横にも農具が並べられています。
下条茅葺きの塔
JR飯山線下条駅前には、高さ11メートルの茅葺きのタワーがあります。
中にも入れて、階段を登って行くのですが、
木でできている階段は中々不安定でちょっと怖かったです。
下条地区は、棚田が広がる稲作の地であり、
塔の内部には地元住民が持ち寄った民具が吊り下げられていました。
意識と自然の探索
インスタで見ていきたかった意識と自然の探索。
畳の部屋にカラフルな壁やふすまが並びます。
天井の光もカラフルです。
すべての絵は左右対称。
どのふすまも違う模様で
人の絵もありました。
多重露光もやってみました。
レイチェル・カーソンに捧ぐ~4つの小さな物語
光の館に行く途中にある彫刻はレイチェル・カーソンに捧ぐ~4つの小さな物語。
R・カーソンの『沈黙の春』の登場人物神殿、鳥男、ロバ、ウサギがいます。
鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館 / 田島征三
鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館は昔の小学校の木造校舎を利用した美術館です。
三省ハウス
三省ハウスは1955年に建てられた学校です。
入り口には当時の靴箱が残っています。
出欠表が残っていたけど、事故欠って!
小学校内には陶器が飾られていたり、
Lost Winterという作品があります。
2階には和室。
三省ハウスは泊まることもでき、食堂もありました。
最後の教室
最後の教室はフランスのアーティストクリスチャン・ボルタンスキー+ジャン・カルマンの作品です。
みどりの部屋プロジェクト
みどりの部屋プロジェクトは「みどり」がテーマの家。
家にも緑の葉っぱがいっぱい!
1階には樹木が映えています。
奥の部屋にはスキー板が並んでいます。
緑の階段を上がっていくと、
緑の葉っぱで埋め尽くされている部屋があります。
この葉っぱは実際の葉っぱを下にひき、色鉛筆でなぞり、葉っぱの形に切り、貼って行ってできたものです。
壁だけじゃなく、天井までもが葉っぱでいっぱい。
外を見ても緑で
緑尽くしで癒される空間でした。
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