新潟の佐渡島にあるトキの森公園を紹介します。

トキはかつて、ほぼ日本全土で普通に見られる鳥でした。明治頃、多数が狩猟され、環境破壊が起こり、1952年「特別天然記念物」に1960年「国際保護鳥」に指定されました。
1981年野生のトキを保護し、人工飼育が始まりましたが、日本産トキは絶滅してしまいました。
1999年中国から贈呈されたトキの人工繁殖が成功し、現在では毎年数十羽の元気なヒナが育っていて、2008年には、佐渡の大空へ10羽のトキが放鳥され、それから毎年放鳥は続いています。

工事現場にあるアニマルガードもトキです。

まずは、トキ資料展示館へ。

展示を見終わると、観察回廊があり、トキの飼育ゲージが見れます。

ケージはトキが飛翔可能で、自然に近い環境を再現することで、飛翔、採餌、巣作り等トキの生態を観察できるようになっています。




少し進むと、クロトキがいて、近くでみえました。

道には、トキが描かれた石が並んでいます。


日本野生最後のトキ「キン」の石碑です。

公園にはトキの置物もあります。

次は、トキふれあいプラザへ。

ここには、ツキと怜というオスメスのトキがいます。



1階からも2階からもトキを見ることができます。

1階はブラックミラーになっていて、トキからはこっちが見れないようになっています。

巣にいることが多いですが、食事をとるために、下に降りてきます。




トキはドジョウ、サワガニ昆虫などを食べます。
巣の展示もありました。

入り口には売店があります。

ここでは、枝豆ソフトを食べましたが、味は濃いわけでもなく薄いわけでもない感じでした。
ポストまでトキでトキ尽くしです。

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