京都の伏見稲荷大社を紹介します。
伏見稲荷大社は全国に約3万社ある稲荷神社の総本宮で、711年に創建されました。
711年、秦伊侶具(はたのいろぐ)が、餅を的にして弓を射たところ、餅が白鳥になって山の彼方へ飛んでいき、その白鳥が降り立った場所に稲がたわわに実り、そこに神様をおまつりしたことが伏見稲荷大社の創建とされています。
元々、お稲荷さんは、稲作・農業の神様として信仰されていましたが、現在は衣食住、家内安全、商売繁盛、厄除など生活全般のご利益があると信仰されています。
伏見稲荷大社は日本人、外国人共に人気のスポットなので日中は激混みです。
混んでるのが嫌すぎて、今回は早朝6時半に行ってきました。
全然人いないかと思ったけど、ちらほらいます。
まずは本殿でお参りです。
本殿の後ろに千本鳥居の入り口があります。
全国の稲荷神社で鳥居が重なってるのは見れますが、ここまで多い鳥居は伏見稲荷大社でないと見れません。
入り口には稲荷神社の神様の使者であるキツネがいます。
江戸時代以降に、願いごとが「通るように」または「通った」というお礼をこめて、鳥居の奉納が広まり、千本鳥居になりました。
早朝だと、人が少ないので圧巻の景色です。
裏には奉納者の名前と、奉納日が書かれています。
ちなみに鳥居の奉納金は大きさによって異なり、小さいものだと175,000 円で1番大きいものは100万円以上です。
鳥居を通り抜けた先には奥社奉拝所があります。
ここには、鳥居が奉納されていました。
絵馬はキツネで自由に顔を描くことができます。
さらに、鳥居は続きます。
山の中に鳥居は建っていて、
途中、ネコがくつろいでいました。
結構アップダウンがあり、良い運動になります。
緑に囲まれた鳥居はよりきれいです。
鳥居がないところも自然豊かです。
奥には赤い橋が見えてきました。
伏見稲荷大社の中での紅葉はそこまで多くありませんが、
帰り道の狛犬の後ろの真っ赤に染まったもみじがきれいでした。
狛犬の前にはキツネもいます。
屋根の落ち葉もきれいです。
稲荷神社の前の通りの飛び出し坊やはキツネを着ています。
最寄りの稲荷駅には京浜本線で行くことができます。
線路沿いにはイチョウの木があり、
黄色に染まってきれいです。
水路の両側には歩道があり、
紅葉や朝日を楽しめました。
少し歩くと、鴨川も見えてきます。
早朝の京都は人が少なく、歩きやすくてお勧めです。
住所:京都市伏見区深草薮之内町68番地
電話番号:(075)641-7331
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