チュニジアの砂漠の中のキャンプ・マルスを紹介します。
キャンプ・マルスはジュビル国立公園内にあり、砂漠の玄関口ドゥーズから車で3時間です。
途中からは四駆の車で道のない道をアップダウンしながら進んでいくので、酔い止め必須です。
見渡す限りすべて砂漠で人気もありません。
キャンプは山の周りにキャンプ・マルス含めて2つあります。
ずっと何もない砂漠が続いていましたが、何もないところにキャンプサイトが現れます。
テントは2種類あり、こちらのテントの中にはベッドが4つあり、トイレやシャワーはありません。
トイレは外にあります。
もう1つのテントはベッドが1つでトイレや水浴び場が付いています。
キャンプの中心には椅子が並んでいて、自由に休むことができます。
ここではネットもつながらないので、砂漠を見ながらぼーっとするのがお勧めです。
部屋
キャンプ・マルスで泊まったテントはTente Supérieure “Tembaïne”です。
入り口はチャックなどはなく紐のみで完全に閉じることはできず、蛇などの動物がはいらないかびくびくしていました。
テントの前には座ってのんびりできるスポットもあります。
中にはシングルベッドが2つ並んでいます。
下には絨毯が引かれ、天井はもちろんテント風です。
35㎡でソファや小さなテーブルも付いています。
荷物置きもありました。
この部屋全く光が入らなくて、日中でも入り口を開けないとかなり暗めです。
光はろうそく頼みでマッチをつけて灯します。
隣には洗面所とトイレ、水浴び場があります。
もちろん電気も水もガスもないので水は水が入ってる容器から流れます。
シャワーはなく、ぬるめの水が置いてあり、水浴びができます。
トイレは水洗ではなく下にビニール袋が入っていて、トイレをしたら隣に置いてあるわらのようなものをかけます。
もちろんコンセントはなく、部屋の中で充電はできません。
レストランには電気があるので充電してもらうことは可能ですが、モバイルバッテリーを持ってくることをお勧めします。
夕日
キャンプサイトからは夕日が見えます。
ドゥーズから3時間かかるので夕日に間に合うか微妙でしたが、間に合ってよかったです。
山も夕日に照らされて光っています。
砂漠に日が落ちていきます。
空が染まってきれい♪
日が沈んだ後の移り行く空もきれいでした。
ベルベル人のパン
キャンプでは焚き火もやっていました。
火がどんどん燃え上がり、雰囲気のためにつけているのかと思ってたら、違いました。
なにやらパンを作るそうです。
まずは生地を練っていきます。
生地ができあがったら温まった砂の下に入れていきます。
15分たったら、パンを掘り起こします。
ベルベル人のパンのできあがりです。
中もちもちで食べ応えあっておいしかったです。
夕食
キャンプ・マルスでは夕食朝食付きです。
夕食はレストランでいただきます。
レストランもテントでドリンクはいつでも頼めます。
前菜はツナとオリーブとハリッサペースト。
パンは中がふわふわです。
スープはハリッサなどのスパイスが効いたチュニジアのスープ。
サラダはドレッシングがおいしい!
メインはラムとライスでラムはやわらかくてくせがなく、チュニジアで食べた料理の中でもかなりおいしかったです。
デザートはメロンでした。
夜景
砂漠は電気も通ってないし、周りに何もないので星を楽しみにしていました。
しかし満月の前日だったので結構明るく、写真撮るのは難しかったです。
でも肉眼では結構見れて、星空を楽しむことができました。
本当に真っ暗だったので月がないと灯りが一切なく、動けないと思います。
朝食
朝食もレストランへ。
朝は明るいため、雰囲気も全然違います。
朝食は洋食でチーズやゆで卵です。
パンがもちもちしてておいしかったです。
レストランの前には手洗い場もありました。
まとめ
キャンプ・マルスは電気・水道がなく、砂漠の真ん中にあり、おもしろい体験ができました。
電気についてはろうそくはあるものの長い間は持たず、早く寝るのが1番よさそうです。
インターネットは全然通じてないのであらかじめ映画をダウンロードしていって良かったです。
充電はレストランで少しできるものの長時間はできないのですべての充電をフルにして、モバイルバッテリーを持っていくのがお勧めです。
シャワーはなく、水浴びができるのですが、もし浴びるなら涼しくなる前の明るいうちに浴びた方が良いかもしれません。
もちろんシャンプーやボディソープはないので面倒くさくて足と手を洗う程度で終わりました。
Café du Parc
ジュビル国立公園の入り口にはCafé du Parcというカフェがあります。
ここではドリンクも飲めるし、トイレもあります。
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