ギリシャのアテネにある古代アゴラを紹介します。
古代アゴラは買い物をしたり、政治を論じたり、情報交換をする場です。
紀元前の遺跡が残っており、敷地も広大です。
アタロスの柱廊はギリシア遺跡の中で唯一完全に復元された建造物です。
1階にはドリア式列柱とイオニア式列柱が並んでいて影がきれい♪
アーチからの景色がかわいい!
階段で2階へと上がります。
アタロスの柱廊は古代アゴラ博物館になっていて、古代アゴラで発掘されたものが展示されています。
外の柱はイオニア式で
柱の間からは古代アゴラ全体が見渡せます。
現在は白いですが、当時は赤と青だったと考えられています。
日も避けられるので休憩している人もいっぱいいました。
面白い形の教会はアギイ・アポストリ教会。
紀元前1000年ごろに創建されたビザンチン様式のキリスト教会です。
隣の椅子には絵が刻まれています。
古代アゴラの中心部にある中央柱廊。
市場があった場所で柱廊が並んでいます。
煉瓦と石が重ねられています。
豪華な柱廊も置かれています。
アグリッパの音楽堂は紀元前15年頃、ローマの将軍アグリッパが建造した音楽堂です。
当時は1000人の観客を収容できました。
ローマ皇帝ハドリアヌスの像です。
メトロンは紀元前2世紀に建造され、公文書などが保存されていました。
古代アゴラでも一際目立つこの建物はへファイストス神殿。
紀元前450〜440年ごろに建てられたオリンポス12神の鍛治を司るへファイストスを祀った神殿です。
ギリシャ国内で最も原型を残している神殿であり、きれいな形で残っています。
柱の間からも絶景です。
へファイストス神殿は高いところにあるので、アクロポリスが見えたり、
古代アゴラ全体を見渡せました。
神殿の裏にも発掘されたものが飾られています。
古代アゴラの発掘は1931年から始まりましたが、当時この場所に立っていた300軒の民家は全て移転したそうです。
古代アゴラないだけでなく、周りにも遺跡が残っていて、
遺跡の中を地下鉄が通るのは面白い光景でした。
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