サントリーニ島の南部にある遺跡「アクロティリ遺跡」を紹介します。
アクロティリ遺跡
アクロティリは紀元前1500年頃の大噴火によって消えた町です。
フィラからはアクロティリ行きのバスに乗り、30分で行けます(終点です)。
ギリシャには野外の遺跡が多いですが、アクロティリ遺跡は屋根がある遺跡です。
サントリーニ島の夏はかなり暑く、屋根があって涼しいのはうれしいです。
上部はほどんど壊れていますが、当時は2階または3階まであったそう。
深い火山灰に覆われていたおかげでここまでの形を保っていたそうです。
当時は3000人の人々が暮らし、交易や漁を行っていました。
階段も残っています。
3000年も前の集落がこうして残されていると思うと、すごいです。
現在も発掘が続いているそうです。
こちらは女性の部屋。
反対側から見ると良く見えました。
ちなみに、アクロティリ遺跡は「The Sisterhood Traveling Pants」のロケ地にもなっています。
ここはピソスの家で、
ピソスと呼ばれる大型貯蔵用壺がたくさん見つかった家です。
ピソスの家は特に壁がきれいに残っていました。
前は、建物の横に行けたそうですが、今は上からしか見ることはできませんでした。
遺跡にはカフェもあります。
アクロティッリへの行き方
アクロティリ遺跡にはフィラのバスターミナルからバスで行けます。
このようにタイムテーブルが書いてあって、
アクロティリ遺跡までのバスは30分ごとに出ていています。
どのバスかわからなかったので、カウンターで聞くと、バスの前に書いてある番号を教えてくれます。
行き先が書かれてなくってわかりにくかったです。
運賃はバス内で払います。
30分あるので、途中の景色も楽しめます。
メガロチョリはワインの街でワイン畑があったのですが、日本と違うスタイルでおもしろかったです。
アクロティリ行のバスはいくつかの駅に停まりますが、アクロティリは終点なのでわかりやすかったです。
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