ギリシャのアテネにあるアクロポリスを紹介します。
アクロポリスは「高い丘の上の都市」という意味でパルテノン神殿など様々な遺跡を見ることができる場所です。
入り口は2か所あり、アクロポリス博物館からの入り口から入りました。
アクロポリスは紀元前8世紀頃から神殿が建てられ始め、ゼウス、ポセイドン、アルテミス、アテナなど複数の神が祀られています。
パルテノン神殿までの道にも昔の都市の遺跡があります。
立派な壁が未だに残ってるのがすごいです。
ディオニソス劇場は酒と演劇の神ディオニソスの聖域に造られたギリシャ最古の劇場です。
ディオニソス劇場には15000人収容できます。
最前列は貴賓席で大理石で作られています。
エウメネスの柱廊は長さ163mの2階建て列柱廊で紀元前2世紀に造られました。
立派な彫刻の柱も見れました。
こちらの劇場はイロド・アティコス音楽堂。
観客席は5000席あり、修復されているため、今でも使え、リハーサルが行われていました。
それではメインのパルテノン神殿へ向かいます。
階段は大混雑です。
高台にあるため、ここに来るまでずっと登りなので、歩きやすい格好がお勧めです。
まずはプロピレアを通り、中へと向かいます。
2つの建物が組み合わさった建物で、
以前は奉納品や絵画などの財宝の保管所として使われていました。
パルテノン神殿は15年かけて造られ、紀元前432年に完成しました。
当時は神殿内部にアテネの守護神であるアテナの12mの像が置かれていたそうです。
絶賛修復中で足場がかけられていました。
アクロポリスの1番の魅力は「眺め」です。
ここからはアテネの町並みが一望できます。
先ほど行ったディオニソス劇場も見えました。
オレンジの屋根がかわいい街並みです。
1番奥には展望台があります。
展望台からは北側の景色が望めます。
奥に見える小さな丘はリカヴィトスの丘。
こちらには教会が建っており、ケーブルカーで上まで登れます。
麓にはローマン・アゴラや
古代アゴラ、
ゼウス神殿などの遺跡も見れちゃいます。
パルテノン神殿の前にあるエレクティオン。
紀元前408年に完成した伝説上の王エレクティウスの館で複数の祭神を祀っています。
6人のカリアティデスと呼ばれる少女の柱はレプリカで本物はアクロポリス博物館と大英博物館にあります。
エレクティオンは周りを一周することができ、
下から見上げる柱は圧巻でした。
パルテノン神殿とエレクティオンの間にはアテナの祭壇跡とアテナ古神殿跡があります。
紀元前6世紀に建てられましたが、紀元前480年にペルシャ軍に破壊されてしまったそうです(博物館で映像が見れました)。
アクロポリスは見所も多く、敷地も広いのですべて見て1時間半かかりました。
3世紀に建てられたプーレの門をくぐり、アクロポリスは終了です。
アクロポリス周辺は緑豊かでネコもいっぱい住んでいます。
猫たちはのびのびと暮らしていて、癒されました。
夜のアクロポリスはライトアップされてきれいでした。
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