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【銀山温泉ホテル】隈研吾建築の温泉旅館「藤屋」ブログ宿泊記(部屋・アメニティ・温泉・夕食・朝食など)

山形の銀山温泉の温泉旅館「藤屋」を紹介します。

銀山温泉は元々銀山として栄えていましたが、現在は大正末期から昭和初期に建てられた木造旅館が並んでいて温泉街として有名です。

旅館は銀川沿いに並んでおり、藤屋では全室がリバービューです。

夜はガス灯が灯り、良い雰囲気になります。

藤屋は隈研吾建築のホテルです。

細い木がたくさん使われた隈研吾の特徴的な建築が外でも中でも見ることができます。

宿の入り口には池がはっていました。

目次

ロビー

ロビーに入ると、簾虫籠(すむしこ)と呼ばれる竹製のフィルターを見ることができます。

光が差し込む様子がきれいです。

フロントはレトロで細かい彫刻があしらわれています。

前にはテーブルが置かれていて、ここでチェックインします。

他にはソファも置かれています。

川側の壁のほどんどがガラスなので自然光が多く入るロビーです。

手前のスペースは喫煙ルームになってました。

ウェルカムスイーツはずんだが入った古代米大福でドリンクは選べて、紅茶にしました。

部屋へは靴を脱いで上がり、長靴やベンチコートは無料で借りれます。

竹のフィルターの反対側には「ヴェールダルト」と呼ばれる中世の工法による薄い緑色のステンドグラスのフィルターがはめられています。

天井も竹で美しい空間です。

藤屋は3階建てで2階から3階への階段は柱がありません。

これによって、空間が広く見えます。

階段の奥には小さなライブラリーがあります。

ここでは銀山温泉の景色を見ながら本を読めたり、

自分が来たところをピンでとめたりすることができます。

部屋

藤屋の部屋は3種類でType A(バス付)、Type B(和室10畳+広縁)、Type C(和室10畳+縁側)と3種類あります。

今回はType Aの200号室というバス付の部屋に泊まりました。

ベッドルームは12畳でベッドが2つ並んでいます。

浴衣は館内でも着れるし、外に着てっても良いです。

冷蔵庫の中の物は水以外は有料です。

煎茶セットも付いています。

ベッドルームの他にテーブルが置かれた板の間と畳が敷かれた小上がりがあります。

窓はカーテンがないため、外から丸見えです。

この格子は開けることができます。

窓からは銀山温泉の景色を見ることができ、

夜景もきれいでした。

洗面所・アメニティ・トイレ

洗面所はベッドルームの裏にあります。

アメニティは歯ブラシ、コットン、綿棒、スキンケアセットです。

ドライヤーはパナソニック。

木のお風呂が付いていて、体にフィットするおもしろい作りのお風呂です。

ここのお風呂は温泉ではありません。

シャンプー、コンディショナーボディソープも付いています。

タオル掛けがおもしろい形でした。

トイレは個室です。

貸切温泉

藤屋には5つの貸切風呂があり、予約なく24時間利用できます。

5つ全てのお風呂に入りましたが、お気に入りは天空のお風呂と竹風呂です。

温度は43度で設定されていて、時期にもよると思いますが、ヒバ風呂が体感1番熱かったです。

天空のお風呂

天空のお風呂は屋根のある半露天風呂です。

檜で作られていてぬくもりのある空間となっています。

洗い場もありますが、冬だと寒すぎでした。

窓からは真っ白の世界を見ることができます。

夜は少しライトアップされていて、より幻想的でした。

タオルは部屋から持っていきますが、シャワーキャップ、ゴムなどのアメニティはそろっています。

ヒバ風呂

ヒバ風呂は全てが青森ヒバでつくられています。

青森ヒバには天然成分のヒノキチオールが含まれ、抗菌・防虫・脱臭効果があるそうです。

ここにも洗い場が付いています。

石風呂

石風呂は全てが真っ黒の石のお風呂です。

山西黒(さんせいくろ)という黒御影石で造られています。

竹風呂

竹風呂は竹の壁に囲まれたお風呂です。

注ぎ口も竹になっていて、脱衣所まで竹で覆われていました。

地下風呂

地下風呂は昔からお風呂があった場所に造られたホテルです。

ここのお風呂が1番広かったです。

夕食

夕食は部屋食です。

ドリンクは高畠ワイナリーのスパークリングシャルドネのYoshi。

食前酒は山形県産のワインで先付・前菜は湯葉、浅月、海老化粧焼、のし梅、ローストビーフ、生麩田楽、煮鮑、金柑と盛りだくさんです。

お吸い物には鶏つみれ、蟹爪、桜麩、三つ葉が入っています。

次はお造りの盛り合わせです。

焼き物は銀鱈柚庵焼き。

蒸し物は茶碗蒸しです。

メインは鴨鍋。

たっぷりの鴨と野菜が入っています。

肉料理は尾花沢牛ステーキでジューシー。

〆は山菜椀子蕎麦です。

デザートはフルーツ盛り合わせでした。

どれもおいしかったですが、かなり量が多かったです。

朝食

朝食は和食です。

メインは鮭で他にサラダや温泉卵、湯豆腐などがありました。

湯豆腐は鍋の中に入ってて、あっつあつを食べれます。

まとめ

藤屋は隈研吾建築のホテルでどこに行っても美しく、建築を楽しめるホテルでした。

部屋数が8室と少ないのでいつでも貸切温泉が利用できて、いろんなお風呂を楽しめるのも良かったです。

銀山温泉の中のホテルに泊まると人が少ない夜と朝にも温泉街を歩けるのが最高でした。

藤屋は人気宿なので半年前ぐらいからの予約をお勧めします。

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